ひとの名前を覚えない

僕はひとに興味がないのだろうか
ひとの名前を覚えていない

エッセイを書き始めて、過去の出来事を思い出すと
顔やエピソードは出てくるのに名前がまったく出てこない人が多い
老化現象?

子どもの頃から人が苦手でコミュ障だったこともあり
交際範囲はごくごく狭い
クラスの中でも話す人はほんの少し
それなのに無駄に大きく育ってしまって、いつからか身長182cmでちょっと目立つ
だから向こうは知ってるけどこっちは知らない、がよくあった

地元にいたとき、町で知らないに「あ、久しぶり」って話しかけれて
誰だか知らないけどクラスメイトだったらしい、とか

居酒屋バイトをしたら年下のバイト仲間から「おねーちゃんと同じクラスでしたよね?」
ごめん、おねーちゃん知らないし名前聞いてもまったくわからない

大人になってから高校時代の友達と遊びでバンドをはじめた
新しいベースが入るってことでスタジオで集まる
「おー、ひさしぶりー」
「おー(だれ?)」
同じ高校だったらしい
たぶん話したことない(ないはず・・)のに凄いフレンドリーで尊敬しちゃう

仕事の新しいプロジェクトで社外の人と顔合わせ
その会社は以前常駐で少しお世話になった会社で、でも今回のプロジェクトには知ってる人はアサインされていなかった
顔合わせも知ってる人がいないのでごあいさつ

「はじめまして」
「はじめましてじゃないですね」

どうやらその人と一緒にお仕事したことがあったらしい
今になって思い出そうとしてもまったく記憶にない

妻と一緒に歩いていても
「さっきの人さー」
「人なんかいた?」

絶対営業マンになれないし客商売も向いていない
仕事のアドレス帳や名刺をみても知らない名前ばかり
ここでこんなエピソードを書いたってことは、まったく興味がないわけでもないのかな

人間観察が趣味ってひと凄い
きっと僕は他人なんてどうでもいいんだろう
自分は自分、他人は他人
ちょっとでも関わりをもった人のことを覚えていないのはよくないことだよね

でもまーいっか
今後もそういうことがあったら、知ってるふりをがんばろうか、歳のせいにしちまうか

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