メディアセンター
慶應義塾大学には膨大な蔵書数を誇る図書館があって、現在はメディアセンターと呼ばれている。
慶應はキャンパスが多く、それぞれに図書館がある。
そして、通信の学生も入館できる。
学生証をピッと改札みたいなところにやるとゲートが開く。
三田キャンパスは文学部のほか法学部や商学部や経済学部があるから、三田メディアセンターにはそれらの本がたくさんある。
重要文化財に指定されている赤レンガの図書館旧館をみてわかるように、とても歴史を感じるキャンパスで、ここに来るとちょっと賢くなった気がしてやる気も少し出る。
三田キャンパス内にはいわゆる図書館と、図書館旧館、それと南館の中にある図書室の3箇所あって、ほぼほぼメインの図書館しか行かなかった。南館は数回行ったくらい。
図書館は地下5階地上6階という規模で、だいたい2階か地下1階で勉強していた。2階は外を眺めながら。地下では少し薄暗い中で集中しながら。
法学関連の本や雑誌はだいたいここに行けばある。
一度卒論を書くためにフランスの大学の紀要掲載論文を読みたくて探したらここにあってびっくりしたこともある。コピーだけしてフランス語読めなくて意味なかったけど。
日吉キャンパスは各学部の1年生や2年生が集まるから、日吉メディアセンターにはいろいろなジャンルの本がある。
三田は歩いて行けたけど日吉は電車だから、ほぼスクリーングのときにだけお世話になった。
ここでは3階の閲覧室の隅っこのぼっち席がお気に入りだった。
日吉キャンパスはいかにも大学といったイメージの通りの明るい感じ。
医学部がある信濃町メディアセンターは一度だけ行ったことがある。重厚な歴史のある建物で階段も通路もとても狭くてびっくり。三田と違って中にいる人がほとんど白衣着ていてまたびっくり。
メディアセンターには優秀な司書さんもいるらしいけど一度もお世話になったことがない。コミュ障だし。
コピー機に入れるお札の両替でカウンターの方にお願いしただけ。とても親切ていねいだった。
当たり前だけど本は整然と番号通りに並んでいて、KOSMOSで検索した番号の場所に行けばすぐにわかる。本を戻すときもちゃんとその場所に戻す。利用者さんたちがちゃんと返しているから決まった場所に本がある。
残念ながら通信生は基本的に貸出は出来ないので、その場で読んで、大事なところはコピー機でコピーして持って帰る。
コピーも著作権法上の制限があるけど、常識の範囲内のコピーはだいたいOK。
図書館内には「eduroam」というWifiが飛んでいて、通信生も使える。これは世界中の大学や研究機関で共通で、慶應からもらえるアカウントひとつで世界中の大学でWifiが使えちゃう。
あと卒論を書くときにお世話になるのが、電子ジャーナルや電子ブックやデータベースにアク
スできること。古い新聞とか多くの論文誌も無料で読める。
学術研究をするならとても恵まれた環境なのだ。
テキストや資料を持ち込んだり、文献を探したり、メディアセンターやその閲覧席を自由に使えるだけでも、慶應通信に入学した価値があったと思う。近くに住んでいれば。
徒歩で三田に通える場所に引っ越した僕は、三田メディアセンターに入り浸った。
平日は通学の若い学生さんたちもそれなりにいるけど、溢れるほどではないからそれほど気にならなかった。授業と授業の合間の学生さんが外にいっぱい出てくる時間帯には図書館に引きこもり、帰ったり生協や学食に行くのを控えた程度。
でも通学の学生さんたちの試験前になると違う。
いつもはそれなり程度なのに満席状態になるから、この期間はメディアセンターには行かなかった。
調べ物や勉強は基本的に三田メディアセンターにお世話になった。
卒業してからは行っていないけど、塾員(卒業生)は生涯メディアセンターを使えるというとてもありがたい制度がある。有料だけど。
一日入館券はたしか100円。ピッとは出来ないから、いちいち手続きが必要だと思う。日吉にはこの制度がなかったような。
1年度使える入館券がたしか1,000円。
ちょっと遠くなってしまったけど、こんど久しぶりに三田や日吉に勉強に行こうか。
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